今年も水無月たべなきゃ

〇の日に食べる物というのが日本にはいくつかありますが、有名なのは正月の御節や七草粥土用の丑の日の鰻、大晦日の年越し蕎麦でしょう。

そして今月30日の夏越し祓に食べるのが水無月という和菓子です。小豆がのった三角形のういろうで、半年の厄を払って無病息災を願うというもの。このお菓子自体は比較的新しいものですが、氷室の節句の氷に倣った形をしているのだと言われてます。清少納言の「削り氷にあまづら入れて」を連想しつつ優雅にいただこうと思います。

今の時代、氷なんかいつでも食べられますが、この日はアイスではなく水無月を食べなきゃね。